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歴史から紐解く Web の基本

  • Web

📅 2020-06-06

⏱️ 5 min read

概要

Web エンジニアとして仕事を始めてから、Web の歴史を学ぶ機会があった。 全体の仕組みや歴史を知ることで理解が圧倒的に違ったので、もっと早く学んでおけば良かったなと思った記憶がある。

また、IT 業界に勤める非技術職の友人に一通り説明したところ好評だったので、そういった技術に縁がない人にもお役に立てると嬉しいなと思い書いてみた。

Web のはじまり

日頃、僕たちは当たり前のようにインターネットに接続して生活しているが、インターネットが作られた当初は一体どんなものだったのだろうか。

それは、 ハイパーテキスト と言われる文章をインターネット上で公開でき、 ハイパーリンク というもの(今は単にリンクと呼ぶことが多い)で、それぞれを行き来できるようにした非常にシンプルな仕組みだったらしい。

hyper link connection

つまり、Web の初期は以下のことしかできなかった。

  • インターネット上に文章を公開すること
  • それらを互いに参照し合うこと

それだけだと誰もが好き勝手に文章を公開できてしまうので、インターネット上での文章の書き方の決まりとして HTML ( Hyper Text Markup Language ) が同時期に誕生した。HTML の誕生により記述方法やタグに意味合いを持たせ、共通の書き方を決めて公開できるようになった。

# Web
[ Web ]
【 Web 】

このように決まりがないといろいろな書き方をする人がいるので書き方を統一した。

<title>Web</title>
<h1>Web</h1>
<p>Web</p>

サーバとクライアント

Web の初期に何ができたかは分かりましたが、どうやって文章を公開・閲覧していたのか考えていく。重要な概念として サーバクライアント というものが登場します。分かりやすいように下記のように簡単に定義する。

  • サーバ

    • インターネット上のハイパーテキストを蓄積しておく場所
  • クライアント

    • ハイパーテキストを閲覧する側 = ブラウザ

仕組みとしては、クライアントがブラウザに要求をするところからスタートする( リクエスト )。そして、サーバがリクエストを受け取り、HTML を返してあげる( レスポンス )。 このようにインターネット上のコンテンツのやりとりがサーバ・クライアント間で行われている。

server-client

URL

しかし、上記のようにコンテンツのやり取りをするためには、クライアントが要求する時に「何が欲しい」というのを明確に示してあげる必要がある。なぜなら、1 つのサーバには、不特定多数のコンテンツが管理されているので、クライアントがどのコンテンツを欲しいのか分からないからだ。

なのでそこで誕生した概念が URI( URL ) 。URI は Uniform Resource Identifier の略で直訳しても分かる通り、サーバの中のコンテンツを識別するために降られた識別子のようなもの。

よく聞き慣れた単語である URL は Location なので、そのコンテンツの場所を示す。一般的には URI も URL も区別されず使われることが多いと思う。どちらもサーバ上のコンテンツの場所を示す、一意に定義されたものと言う理解で良いだろう。

HTTP

では、サーバとクライアント間のコンテンツのやり取りの仕組みは理解できが、実際にどうやって通信されているのだろうか。 それを取り決めたものが 通信プロトコル と言われる。

サーバやクライアントが誕生した時期に、HTML や画像をやり取りするための通信方式として HTTP( Hyper Text Transfer Protocol ) が誕生した。

つまり、前述したリクエストやレスポンスなどの通信にはこの HTTP通信 という通信方式で行われいる。

まとめ

最後に Web で行われる通信の流れについておさらいする。

  • クライアント(ブラウザ)に URL を入力する。
  • リクエストが HTTP 通信でサーバに送られる。
  • サーバは URL でコンテンツの場所を把握し、その場所にある HTML などのコンテンツをレスポンスとしてクライアントに送信する。

Web の歴史を遡って、仕組みを理解することに焦点を当ててきた。 その古い時代から CGI や Web アプリケーションがどんどん進化していく流れになると思うが、本質的なところはさほど変わないのではないか。なので重要なことは、まず仕組みを掴んでおくと今後技術が発展したとしても理解に苦しむことが減るのではないかと思う。

参考

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